令和4年度
合同会社hareruya
所在地/沖縄県沖縄市胡屋7丁目4番5号
業種/医療福祉(介護事業)
事業内容/居宅介護支援事業・病院付き添いサービス・仕事と介護の両立サポート
従業員数/14名(正規:2名 登録:12名)
ホームページ:https://hareruyapono.com/
SNSを駆使し求職者とのギャップを改善!
同事業に応募したきっかけは何ですか。また、過去の採用や求人にはどのような課題がありましたか。
これまで弊社がとっていた求人方法は、他社のものを参考にしたりハローワークに掲載されている求人票のテンプレートに必要部分を埋めるだけの手法でした。また、スタッフを介して紹介してもらってはいましたが、人伝いにも限界があるなと感じていました。実際、このような形で面接に来た求職者と話をしてみると、私たちが求める人材と求職者が求める待遇や業務内容にはギャップが生じており、『この差を埋めるには何が必要なのだろう。』と日々悩んでいたんです。
そこで一度、小宮さんのセミナーに参加する機会があり、それからSNSを拝見していたのですがそれだけでは不十分だと感じたため、実際に小宮さんのレクチャーを受けてみたいと思い今回の事業に応募させていただきました。
特に私たちの場合は、雇用の定着のためにも欲しい人材に直接求人内容を届けたいと思ったんです。求人内容と実際の業務との間にギャップが生まれないようにするためには何が必要なのかをご指導いただければと思い、小宮さんに聞いてみることにしました。
実際に専門家とのやりとりはどうでしたか。それを経て取り組んだことはありますか。
まず初めに弊社の採用における現状や取り組み、課題をお話させていただきました。すると小宮さんは、「こうするといい。」、「ああするといい。」という提案や指示をするのではなく、私の話を真摯にヒアリングした上で過去に同じような課題を持っていた企業の事例を教えていただきました。事例を自分の会社に置き換えたところ、弊社の求人方法は何がベストなのかが見えてきたため、具体策として落とし込むことができました。たとえば弊社は元々SNSを活用していたため、そこに力を入れながら会社の思いや事業内容を求職者にイメージしやすく説明することを心がけることにしたんです。また最低限必要なスキルを書くことで応募のハードルを下げ、尚且つ面接や採用後にお互いにギャップがない状態で働いてもらうよう心掛けるようになりました。
小宮さんのおかげで、「これは言っちゃいけない」「書いてはいけない」という固執していた考え方が良い意味で崩れたこと。本当に届けたい人に届けるための文章の組み立て方を学ぶことができました。
同事業を通しての発見や成果があれば教えてください。
事業から得た一番の発見と成果は、会社そのものの在り方やスタッフが働きやすい環境づくりができたことだと感じています。今まで日々の業務に忙殺されて会社の現状を客観視する時間を持てませんでした。しかし、本事業の受講をきっかけに、求職者の雇用の前に一度会社の就業規則などを見直す時間を設けてみることにしました。私自身が感じていたことやスタッフからのヒアリングを元に、より良い職場作りのために就業規則を改訂したことにより、自分も含め働きやすい環境になったのではないかと感じています。
また、それと同時に設立時に掲げた企業理念を再認識することもでき、『会社として地域社会に何が還元できるのか。』、『そのために必要な人材像は何か。』など、今後の求人活動にも迷いのない考えやイメージ像を持つことができました。
今後も定期的に会社の中のことを客観視することを怠らず、スタッフが働きやすく笑顔の絶えない職場づくりを提供していきたいと考えています。
取り組みの成果