令和4年度
社会福祉法人 にしばる福祉会 にしばる保育園
所在地(市町村)/浦添市
業種/児童福祉事業
事業内容/保育業務
従業員数/110名(本園75名・分園35名)
PRすべきポイントと書き方を学んだ!
元々求人には力を入れられていたとのことですが、本事業に期待したことは何でしたか?
2年前から求人について、自分なりに力を入れて実施していました。有料無料問わず、求人媒体への掲載をはじめ、オリジナル動画の作成とYouTubeや広告への配信などです。求人掲載に年間70万円、動画制作には30万円+広告配信費用をかけました。努力の甲斐あって昨年度は5名ほど採用に至りましたが、当園の職員は30代女性が多く、また子ども好きな方が集まる職種だけあって、自身も子どもを望む職員が多くいます。ですので「子どもができても長く働ける環境」を構築したく、そのためには毎年5名ほどコンスタントに採用できる仕組みが必要です。そんな時、本事業を知り、早速専門家である小宮さんのセミナーに参加しました。採用コンサルタントという職種があることをはじめて知り、ぜひ専門の方の意見が聞きたい、外部から見た当園の特色や強みを見つけていただきたいと思い、お願いすることにしたんです。
動画や求人掲載など、事業参画前からかなり積極的に求人を行っていましたが、事業ではどのような取り組みがありましたか?
まず職員4名にヒアリングを行っていただきました。なぜここで働こうと思ったのか、働いてみてどうだったか、以前の職場と比べてどうか、子育てしながらでも気持ち良く働くことはできるのか、などです。第三者を通しても、私が思う当園の魅力を職員も感じてくれていることが分かり、嬉しく思いました。当園の方針を職員がしっかりと理解してくれていることを再確認する機会にもなりました。
ヒアリング情報をもとに公式サイトの文章を私なりに修正し、文章を小宮さんに添削いただきました。添削により生まれたのが「有休は当たり前に取って下さい。理由も聞きません」という言葉。驚きました。それまで私は有休が取りづらい職場がある、ということを知らなかったんです。他園と比べ、当園はどうなのかを客観的に知る機会にもなりました。また、添削いただいた文章をはじめ、小宮さんにアドバイスをいただきながら公式サイトを少しずついじり、細々と全体のリニューアルを行っています。
取り組みにより、採用人数や採用への考え方に変化はありましたか?
昨年度に比べ、掲載媒体を減らしたり、かける予算を減らしたりしたものの、採用は昨年度と同じく5名獲得することができました。文章修正後、インディードから1名、公式サイトから2名採用となっているので、小宮さんのアドバイス効果だと思っています。事業を通して、今後もっと公式サイトの訴求力を強めていかなければという気付きにも繋がりました。
最初、レンアイ型®採用の名前を聞いた時はあまりピンとこなかったのが正直な印象ですが、やっていくうちに理解できるようになりました。八方美人的な求人ではなく、小宮さんに掘り下げていただいたターゲット層にピンポイントで届くようなPRをすることの大切さを感じました。採用力は少しだけ上がったんじゃないかなと思っています。もっと上げていきたいという想いも強くなりました。事業を通して刺激を受けたので、これからは若い人にもPRすべく、TikTokにもチャレンジしてみたいと思っています。
取り組みの成果