令和4年度

有限会社サンユウ設備

所在地/西原町
業  種/水道業、給排水工事業
事業内容/建築物の給水及び排水設備の施工
従業員数/8名

ホームページ:https://sanyuu-setubi.co.jp/

刺激を受け、公式サイトを独自の文章に全修正!

採用についてどのような課題がありましたか?

社員の平均年齢が高齢化していることが課題でした。なかでも工事部長が現在60歳なので、部長の後任になる人がいないことに焦りを感じています。また、年齢だけでなく慢性的な人手不足も長年の課題です。そのふたつの課題を解消するため、まずは施工管理2名と配管工2名の求人をすることにしました。
実は人手不足を改善するため、労働環境を8年前から少しずつ整備してきました。やっといい状態になったなと思えたので、これから採用を頑張るぞというタイミングだったんです。そんな時、採用力向上モデル事業を商工会の案内で知りました。そこで採用コンサルタントの小宮さんが行うセミナーに足を運んでみたところ、とても分かりやすく、今すぐに改善できることがたくさんあると感じました。聞いている最中に、弊社の公式サイトや求人の寄稿文に改善点がたくさんあると思ったんです。セミナーが刺激となり、すぐに取り組みました。

ふたつの課題は難易度が高そうだと感じましたが、事業ではどのような取り組みを行いましたか?

まずは小宮さんが訪問してくださり、事業の概要を説明してくれました。その後、4名の社員にヒアリングいただき、弊社のアピールポイントや現場目線での職場感情を洗いだしてもらいました。弊社は等級制度を取り入れているのですが、成長によって給料が反映されるのが嬉しいという声を聞くことができて良かったです。また、建設業で長く働いていて、弊社に転職した社員のヒアリングでは「建設業で何かに特化したくて、水道工事を極めようと入社した」という声も。毎日ほぼ定時に帰宅できるのが良いという方もいました。小宮さんから「どれだけ働いても給料が上がらないところで働いている人や毎日残業している人がいます」と言われ、当たり前だと思っていたこともしっかり伝えた方がいいんだと感じました。また「等級制度」「定時退勤率」もしっかりアピールすることに。他、弊社と似たような悩みを抱える会社さんの事例なども紹介いただき、とても参考になりました。

本事業を受講して、良かったこと、印象に残ったことを教えてください。

小宮さんのセミナーで「やれることがたくさんある」と感じたのは大きかったです。たとえば小宮さんが大事にしている「言葉の使い方」。会社に合う人がちょっと抜けている人だったとして、そのまま書くのは語弊があるので「分からない漢字を人に聞ける人」という言い換えを紹介していました。言葉のチョイスの大事さを痛感し、すぐに公式サイトの文章を丸々書き換えました。試しに「情報収集が得意な人」と書きたいところを「Google先生と仲がいい人」と書いてみたんです。すると1人、面接に来てくれた人が「あの書き方にユーモアを感じました」と言ってくれました。すごく良い方で採用が決まり、3月末から入社予定です。
まだ訪問いただく回数が残っているので、学んだことを取り入れながら書いた文章の添削をしていただく予定です。キャッチコピーのセンスなど課題も多いですが、右も左も分からないまま求人活動をすることになった当初より、必要なスキルが明確になったのは大きな収穫です。

取り組みの成果

1名採用!! 必要なスキルが明確になり、行動に繋がった!