令和7年度
株式会社てっぺん
所在地(市町村)/石垣市
業種/フードサービス、飲食業
事業内容/飲食店経営
従業員数/53名
ホームページ:https://ishigakijimateppen.co.jp/
採用ページ:https://ishigakijimateppen.co.jp/dininginfo/recruit.php
自分をさらけ出す広告文でミスマッチ激減
採用の課題と、事業に応募したきっかけを教えてください。

居酒屋3店とそば屋を展開していて近年、慢性的な人材不足に悩んでいました。実はコロナ禍以前は経営が好調で紹介だけで人が入っていたため、採用に取り組むのは久しぶりの経験。ノウハウもなく、時給を高く設定すればどうにかなるだろうという程度の意識でした。年齢も経歴も関係ない、誰でもいいから来てほしいというのが本音で、裾野を広げるのが正解だと考えていました。
採用力セミナーを受け、雷に撃たれたような衝撃を受けました。求職者は、職場を時給だけで選んでいないこと、自分たちが特徴のない広告文を作ってきていたこと、そして全く魅力を発信できていないことを思い知らされました。
また、これまでお客さまについては一生懸命マーケティングしてきたのに、求職者に対しては全然考えたことがなかったことにも気づきました。初めて採用について勉強してみようと思い、事業への応募を決めました。
事業では、どのようなことを行いましたか?

スタッフへの聞き取りをもとにターゲット像を定め、広告文の添削をしていただきました。小宮さんは、時に鋭いツッコミを入れながら職場の雰囲気など細かい部分まで丁寧に聞き取ってくれました。一連のやりとりは弊社の特徴について考える機会にもなりました。アピールポイントとして経営が安定していることや、常に10名程度のチームで動いていてチームワークが強みであることをまとめていただき、あらためて自分たちが「協調性」を大切にしていることにも気づきました。
印象に残っているのは「相手が『自分のことだ』と思うように表現しましょう」というアドバイスです。ターゲットを絞り込む作業は、これまでの裾野を広げるイメージとは真逆のアプローチですが、一人の人に向けた発信は日頃のスタッフとのコミュニケーションにも応用できると思いました。注意する時も褒める時も本人に気づいてもらえるよう、届く言葉を選ぶようになりました。
どのような成果がありましたか?

正社員4名、アルバイト4名の入社がかないました。これまでは広く呼びかけて面接に来た方を30分の面接で見抜かなければと思い、難しい作業だと感じていました。今は応募者はあらかじめ詳細に書いた広告文を読んでくるため、ミスマッチが起こりにくいと感じています。
採用についての考え方も大きく変わりました。求職者は人生をかけているのに上っ面だけの対応をしていたのだと、深く反省しました。それこそ恋愛と同じように自分をさらけ出す必要があると痛感し、今後も求職者が欲している情報を発信していこうと思っています。
今後は店舗拡大やセントラルキッチンの設置を予定しています。本事業で採用について学んだことで、スタッフを採用し育てていく好サイクルがイメージできました。県外からの移住者へのアプローチやリクルートサイトの構築など、まだまだ検討することはありますが、継続的な求人の仕組みをつくっていきたいと考えています。
取り組みの成果
