令和7年度

先嶋産業株式会社

会社名/先嶋産業株式会社
所在地(市町村)/宮古島市
業種/宿泊業、飲食業、不動産業
事業内容/ホテル経営

ホームページ:https://h-scm.jp

アピール不足を認識。発信の工夫で3名採用

本事業に応募した理由を教えてください。

宮古島でホテルを運営しています。キッチンやフロントなどで人材確保が難しく、ハローワークへの求人票やポップの掲示のほか新聞などへの広告出稿などを行っても、なかなか応募が来ない状況でした。
 当社は若者の採用・育成に積極的で若者の雇用管理などについて一定の基準を満たしたユースエール企業に認定されています。求人票に偽りがあってはならないと思うあまり、発信する内容が限定的になってしまっていました。
 そんな中でセミナーを受講し、柔軟にアピールする方が求職者に響くのだと感じました。また、賃金を上げないと人が来ないかもしれないと思い込んでいましたが、実際には賃金だけが応募の決め手ではないこと、毎月きちんと給与を支給するなど「当たり前のことを当たり前にやっていること」がアピールポイントとなると知り、大変驚きました。見えていない世界があると気付き、アピールの仕方を知りたいと思って事業に応募しました。

事業では、どのようなサポートがありましたか?

ヒアリングを経て自社の強みが分かり、アピールが不足していることに気づきました。たとえば「小規模」が魅力になるとは思いませんでした。弊社は家族的な雰囲気で、分からないことは上司や周りに直接聞くことができます。言われてみれば対人関係が得意でない方も働きやすい環境だと思いました。地元で約20年運営を続けており、当然地域に知られているものだと思い込んでいましたが建設会社が母体であることの安定性が伝わっていないと指摘され、目から鱗でした。
 そこでアピールの仕方を工夫するようになりました。シニア向けの企業説明会では「ランチ食べに来たことありますか?」から始め「スタッフはみんな未経験からの勤務」など、不安を解消するよう話しかけました。一番反応を感じたのは70代の現場スタッフによる説明。「重いものを持てない時は若い人に持たせればいいさー」など率直に話してくれたことで、雰囲気が伝わったと思いました。

事業でどのような成果が得られましたか?

キッチンに60代など2名、ホール1名の合計3名を採用することができました。本事業に参加したことで採用に対する考え方が柔軟になったように思います。
 実はこれまで企業説明会に参加するのは気が重かったのですが、「ローカルで少人数」とか「おばちゃんスタッフが親切」という点が売りになると知り、大企業に対して引け目を感じることもなくなりました。また求職者が知りたいことは何か考え「シフトの相談があれば検討します」などと、求人票だけでは伝わりづらいことを意識して伝えるようになりました。求職者が抱いている不安や疑問に目が向き、圧倒的に「行動」が変化したと実感しています。
 今後は島外、県外の求職者にも積極的にアプローチしていきたいと考えています。ターゲット像が明確になりましたし、UIターン希望者や移住希望の方もいることがわかったので、県外の説明会にもぜひ参加したいです。

取り組みの成果

3名採用!県外の人材にもアプローチしていく