
令和6年度
石垣福祉会やしの実保育園
所在地(市町村)/石垣市
業種/保育・教育サービス業
事業内容/保育園経営
従業員数/34名
採用のヒントは今いる職員の中にあった!
事業に応募したきっかけを教えてください。

以前、事業のチラシを見たことがあり、「レンアイ型」という単語がなんとなく気になっていました。その後、知人から事業を薦める連絡が届いたことがきっかけで、セミナーを受講し、他の保育園の事例や、職員の半数の退社があっても職員が補充できた企業の事例を知りました。「どんなアドバイスが得られるのだろう」と思って応募を決めました。
実はここ数年、急に採用に困るようになったと感じていました。もともと求人票の文言を工夫したり、パンフレットを作成したりし、掲載内容についても移住者向けに石垣の家賃を載せるなどしていました。手前味噌かもしれませんが、割としっかりと採用活動に取り組んでいるという自覚があったのです。それが、コロナ禍前後から合同説明会への学生の参加者がたった2名とか、本島のイベントに出向いても成果ゼロという状況に。求人広告を出しても支出が増えるだけで、どんどんマイナス思考になり自信をなくしていきました。
事業では、どのようなサポートがありましたか?

職員のヒアリング結果が「やしの実保育園、いいとこあるよ」と言ってくれている気がして、すごく励まされました。
近年、働き方に関して保育士のスタンスの違いが顕在化することもあり、どういうタイプの方に向けて求人情報を発信すればいいのか悩んでいました。当園はICTを活用して保育士の負担軽減に取り組む一方、行事には全力投球で保護者とのコミュニケーションも丁寧。どちらかと言えばハードな働き方かもしれません。最近は行事が少ないことを利点とする園もあるので、負担軽減を重視するタイプにも応募を呼びかけるのが良いのかなと考えることもありました。
しかし、小宮さんから提示されたターゲット像は「真摯に保育を深めたいザ・保育士」。職員が行事を頑張ることにやりがいを感じ、一生懸命な雰囲気を魅力に感じていることを知りました。当園の魅力に気づき「今いる保育士のような人材はきっとどこかにいるはずだ」という視点が持てるようになりました。
事業を通してどのような学びがありましたか。

「採用のヒントは今いる職員の中にある」ことを知りました。採用の不安を抱える状況では「辞められると困る」という意識も働きます。日々の園運営の中で「楽したい。休みたい」という方向性も取り入れる必要があるのかなと迷いもあった中、後ろ向きに捉えていた「熱心さ」こそが魅力なんだと気づけたのは、大きかったです。そういえば、以前職員らから「忙しいけどそこがいいんだ」とか「保護者と話し込んでいる雰囲気が好き」と言われたことも思い出しました。
率直に申し上げて「ターゲットを絞り込むことが本当に採用につながるのか」、という怖さもまだありますが、今はアドバイスを生かして一つ一つやれることをやっていきたいと思っています。まず、ターゲットを意識した求人広告を書いてみました。現在のリクルートサイトをブラッシュアップしていくことも考えています。提案していただいた当園の「いいところ」をどんどん発信して、採用に繋げていけたらと思います。
取り組みの成果