令和5年度

街クリーン株式会社

所在地(市町村)/南城市
業種/解体業・廃棄物処理業
事業内容/廃棄物処理・リサイクル、コンテナ設置、建物解体工事、アスベスト工事、再生路盤材販売、PCR安定期処理、ガソリン・灯油等販売、食品系廃棄物、堆肥・木チップ販売、循環型農業・和牛肥育事業、造園業
従業員数/123名

ホームページ:https://www.machi-clean.co.jp/

採用ページ:https://machi-clearn-recruit.com/

より合う人に絞った表現を模索!

本事業に参画した理由を教えてください。

慢性的な人手不足と現場担当者の平均年齢の高齢化により、中途採用はもちろん、3年前から新卒採用にも力を入れようと動いていました。ハローワークや合同説明会、学校への訪問や有料無料問わず求人媒体に掲載するなど、できることはすべて行いましたが、欲しい人材の応募はありませんでした。「産廃処理」という職業のイメージが湧きづらいのかもしれない、大変そうなイメージが強いのかもしれないなど、懸念点はどことなく感じていましたが、それらを改善するアイディアもありません。そんな時、本事業を知りました。早速小宮さんから採用について話を伺うと、弊社の求人広告には求職者に刺さる何かが足りないと実感しました。採用のプロである小宮さんに弊社を客観視していただき、会社の訴求ポイントや表現の仕方を学びたいと思い、本事業を活用することにしたんです。

事業ではどのようなことを行いましたか?

社員と小宮さんとのヒアリングを通して、弊社がターゲットとするべき人物像を想定していただきました。ヒアリングから見えたのは、新卒採用よりも中途に振り切った方がいいということ。最初は社員の高齢化を防ぎたい気持ちで新卒にこだわりたいと思っていましたが、弊社の強みは廃れない事業であることやしっかり休みが取れるなど、安定していることです。どこかで就労経験がある人が、将来を見据えて転職する先としてぴったりな会社であることが分かったため、中途採用に絞るという提案に納得できました。新卒にこだわるあまり数年で辞める人を採用してしまうよりも、固いところで採用を目指した方が将来性があります。自社のターゲットと訴求ポイントが見えてきたので、それらを踏まえた上で現在は求人広告文の作成に取り掛かっているところです。

事業を通してどのような成果が得られましたか?

これまでは、求める人物像に「素直で明るい人」のように、よくある文章をあてはめていました。ですがそれだと逆に、弊社に合う人にも他社との違いをアピールすることができない文章になってしまいます。それよりも「これって私のことを言ってるんじゃないか」と思わせる文章が大事だと教わり、「あなたにとっていい会社です」を伝える広告文を模索しようと思うことができました。ヒアリングで改めて気付きましたが、弊社は単なる産廃処理にとどまらず、環境に配慮した様々な取り組みを行っています。安定していて、未来の地球にも優しいことは、まさに子育て世代や現在休みなく働いている人にとって最適な転職先だと感じています。「産廃処理」という言葉だけで「難しそう」と不安に思われないよう、求人広告でどう表現するかをしっかり考えていきたいと思っています。

取り組みの成果

自社ならではの言葉の模索が必要だと実感!