採用のためのアイディアを獲得！
本事業に応募した理由を教えてください。
現在社員の平均年齢は47歳です。5～10年後の事業計画を立てた時、10年後には弊社の平均年齢が60代になってしまいます。このままでは次世代に受け継いでいくことができないと危機を感じました。会社としてやりたいことは山ほどあり、社員は弊社に合う方なら何人でも欲しいと思っています。ですが合う人を採用するために、何をすればいいのか分からず、四苦八苦していました。そんな時、知人からこの事業を紹介いただきました。知人は本事業を昨年度受けており「良かったし無料だからやってみたら」と勧められ、ぜひやってみたいと思ったんです。とはいえ事業を知ったのが遅く、2024年に入ってからなのでかなり遅出の応募となりました。ギリギリの応募をなんとか受け入れてもらい、現在活用している最中です。
事業ではどのような支援がありましたか？
弊社はこれまで「人」を重視した採用をやってきていたので、フランクな小宮さんの人柄しかり、恋愛に喩えた採用という方針に親近感が湧きました。小宮さんの方針でぜひ採用を進めたいと思い、早速ヒアリングから取り掛かっていただきました。ヒアリング結果から、ターゲットAとBを想定してもらいました。Aはなんとなくそうかなと思っていた人物像でしたが、Bはこれまで想像したことがない人物像。とても意外でしたが、視野が広がりました。また、小宮さんが主催する採用担当者と求職者のマッチングイベントにも参加させていただきました。求職者側の人の気持ちが聞ける貴重な機会となり、とても面白かったです。たとえば弊社としては「35歳」は若いのですが、ある求職者の方は「35歳だと雇ってもらえないのではないか」と思っていたそうです。求人広告に具体的な数字は書けないので、例えば「体力がある方」と書くのではなく「8時間立ちっぱなしもあります」と具体的にどれくらい体力が必要なのかを示すといいかもしれない、などヒントを得ることができました。
事業ではどのような学びを得ることができましたか？
会社を第三者の目線で客観視していただくよい機会になりました。現在はヒアリングを通して作成いただいたレポートを参考に求人広告を作成し、小宮さんから添削してもらう段階です。また、弊社には家族ぐるみで働いている方が多いのですが、その様子を見て「ブログ等を使ってOB、OGに訴求する」という新しいアイディアもいただきました。正直なところ、かなり遅出の応募となったのでもっと早く事業に参画し、たくさんの支援を受けたかった後悔はありますが、様々なアイディアをいただけたことは、これから活かしていけそうだと感じています。弊社は10年後、20年後、僕が引退した後も残り続ける会社にしたいと思っています。そのためには毎年コンスタントに人を採用する力が必要で、1回きり採用がうまくいっても意味がありません。ですので「採用力をつける」という趣旨の本事業はとても再現性のあるもので、大変有難いものでした。
取り組みの成果