令和5年度

株式会社コールアップジャパン

所在地(市町村)/南風原町
業種/サービス業
事業内容/docomoショップ代理店、小売業
従業員数/32名

ホームページ:https://www.callupjapan.jp/

「ターゲットを絞ると応募が減るのでは?」の危惧を解消

本事業に応募した理由を教えてください

弊社はdocomoの代理店を主軸として、2年前から新規事業にも取り組んでいます。昨年、店舗スタッフを各店舗に2〜3名ずつ、約10名の採用をしたいと思い、これまで放置していた求人広告を改めて見直すことにしました。ちょうど1年前になります。各媒体の広告を書き直し、有料媒体にも掲載してみましたが、思うような結果は出ず。何かを変えなければいけないと思いながらも、弊社には人事部がないためノウハウがなく、何をどう取り組めばいいのか分かりませんでした。そんな時、社長が本事業を知り、セミナーに行くことになったんです。セミナーで採用コンサルタントの小宮さんが「求人におけるNGワード」を話しており、弊社の求人に使っているキーワードがあったためドキッとしました。弊社の求人広告は求職者の方たちにとっては魅力的な内容じゃないかもしれないと思い、現状を変えたいという想いのもと、事業を活用することにしました。

コンサルティングを通して、新たな気付きはありましたか?

まずターゲットがぼんやりしているという指摘をいただき、ターゲットを明確にするため現在働いている6名の方にヒアリングいただくことになりました。ヒアリングは1人につき1時間あったため、何を聞くんだろうと不思議に思っていましたが、最終学歴から質問していて「こんなことも聞くんだ!」と驚くことばかり。小宮さんは「転職」を人生の一部として捉えているんだなと思いました。ヒアリングを通して会社の魅力についても改めて知るよい機会となりました。また、新入社員への声掛けが活発なことや、有給や育休、産休が当たり前にもらえることは書くほどのことでもないと思っていましたが、もらえていない人もたくさんいると小宮さんに教わってからは「育休産休あり」ではなく「◯人が育休取得しました」など具体的な数字を書くことで、リアリティのある文章になるよう心掛けました。

事業を通して、どんなことを学びましたか?

ヒアリングを元に細かいターゲット設定をした提案書をいただきましたが、実のところ最初は「ターゲットを絞ってしまうと応募者が減るのでは」と危惧していたんです。ですがターゲットを「未経験者」に設定すると、「携帯に詳しくなくてもできる仕事」であることをきちんと伝えることや、一つひとつの仕事を細かく伝えるなどを意識した文章となりました。ターゲットを絞ることで、いい意味でハードルが低い広告になり「これなら沢山の方に選んでもらえるかもしれない」と感じています。求人広告を作り変えて数日しか経っていないため、まだ応募はありませんが、少なくとも自分がまったくの異業種に転職するとして、こういう書き方なら応募してみようと思うかも、と思える広告になりました。求人の大切さを学ぶ機会にもなったので、今後はHPの求人の見直しや、人事部設立の検討などを行っていきたいです。

取り組みの成果

ターゲットを絞ることで、未経験でも来やすい文章に!