令和5年度

株式会社Bowl

所在地(市町村)/浦添市
業種/サービス業
事業内容/うつ症状で悩む方のメンタルケア、復職・再就職支援
従業員数/10名

ホームページ:https://www.bowl.co.jp/

採用活動の懸念を払拭!「これならやりたい」

採用活動を積極的に行ったことがないとのことですが、本事業に応募したのはなぜでしょうか。

弊社は組織柄、大々的に求人をかけて応募を募ったことがありませんでした。権力を集中させず、メンバー全員がフラットで自主性、主体性を発揮する組織形態をとっているためです。たくさん応募して欲しいわけではなく、想いに共感してくれる人に来てほしいので、広く募集して応募を待つ姿勢には抵抗がありました。これまでは紹介やスカウト、大学の推薦など繋がりの中で採用が決まることが多く、幸い採用に困ることがなかったというのもあります。ですがより多くの方々を受け入れるために、あと2名支援スタッフが欲しい。なるべく自然な形で採用活動を行いたいけれど、アイディアがありません。そんな状況に悩んでいたところ、本事業を知りました。事業のメインコンサルである小宮さんには、弊社でプログラム講師として来ていただいたこともあり、信頼しています。結果を出していることをすでに知っていたので、小宮さんの視点でアドバイスを伺ってみたいと思い、応募しました。

事業ではどのような取り組みを行いましたか?印象的だったことも教えてください。

まず、弊社が求める人材の特定を目指し、6名に対してヒアリングを行いました。この中で4名は既に弊社のスタッフで、残りの2名は弊社にはまだいないが、目指すターゲット層にぴったりの方々です。これらの方々は、専門学校の先生の紹介により選ばれ、ヒアリングへの協力をしてくださいました。ヒアリングから得られた意見をもとに、小宮さんが3つのターゲット層を定義しましたが、3パターン用意したことにまず驚きました。主要なターゲットは「病院で働くが不満を感じている人々」です。加えて、「目標を明確に持つ人々」と「新卒者」をサブターゲットとして設定しました。小宮さんは、主要ターゲットに響く内容を心がけつつ、サブターゲットの人々も自然に引き寄せられるようなアプローチを提案してくれました。ターゲット層を3パターン設定し、優先順位をつける考え方は目から鱗で、大変学びになりました。

最初に求人をかけることに抵抗があるとおっしゃっていましたが、事業を通して採用への考え方は変化しましたか?

明確なターゲット設定と「私のことを言ってるかも」と思わせる広告文を教わり、さらにリクルートサイトを作り込むという手法も提案いただき「これならやりたい」と思いました。この方法なら見ず知らずの方にも、弊社の想いをしっかり届けた上で応募してもらえると感じたからです。小宮さんにいただいた提案書をもとに、現在はリクルートサイトの制作にあたっており、6月完成予定です。
これまで、多くのコンサルタントの方が仰る言葉は「言ってることは分かる」「その考えは僕の中にもある」と感じることが多かったのですが、小宮さんのアドバイスは「そういう見方があるのか」とハッとすることばかり。見えてないところに光を当ててくれる発言は新鮮で、自分たちでは見えづらいことや求職者側の目線も教えていただき、大変勉強になりました。お願いして良かったです。

取り組みの成果

納得できる採用を選択。リクルートサイト制作へ