令和5年度

株式会社環境ソリューション

所在地(市町村)/沖縄市
業種/廃棄物収集運搬・処理業
事業内容/産業廃棄物処理業
従業員数/60名

ホームページ:https://www.yuhi-soln.jp/

採用ページ:https://00m.in/MRDBD

受け身の求人から、戦略的な求人へ

採用における課題と、応募の決め手を教えてください。

2年前に人事担当が退職して以降、人事専任の担当者が不在のまま、同じ求人誌に同じ情報を掲載し続けていました。応募が来たら総務部が必要最小限の電話対応をし、部署の責任者が面接する、受け身の体制です。求人は前任から使っている求人誌に同じ広告文を載せ続け、年間200~300万円ほど使っていましたが応募はほとんどありませんでした。お金を追加して掲載の枠を大きくしましたが、それでも人は来ず、来たとしても数日~数か月で退職してしまう状況が続きました。そんな時、本事業を知ったんです。早速小宮さんからお話を聞きましたが、とても分かりやすく、レンアイ型採用という考え方が新鮮でした。過去に別の採用コンサルタントにお願いしたこともありましたが、小宮さんのようなフランクな方は初めてで、「採用活動は片手間でできるようなことではありません」という言葉が印象的でした。伝わりやすさを大事にする姿勢に好感を持ち、お願いしたいと思いました。

事業ではどのようなアドバイスや取り組みが印象に残りましたか?

事業では、社員のヒアリングと求人媒体の見直し、求人広告用原稿の添削を行っていただきました。ヒアリングを行ったのは、ベテラン社員と入社3年以内の若手社員の4名。「自分のペースで仕事ができる」ことにメリットを感じている社員が多くいたことが印象的でした。弊社は基本的に定時に退勤することが多く、上司が率先して定時にタイムカードを切っています。ヒアリング内容を小宮さんのフィルターを通すことで、そのことが訴求ポイントになるのだと気付きました。訴求ポイントを踏まえながら、小宮さんと相談し、前職は製造業の方がいいんじゃないかという話になりました。弊社の仕事は製造業に近い仕事内容ではありますがノルマがないため、製造で疲弊した方に刺さるんじゃないかと。ミスマッチを防ぐ方法として、広告の段階でネガティブ面もある程度伝える書き方もアドバイスいただきました。

現在まだ支援は途中とのことですが、現時点で感じる事業の成果を教えてください。

これまで惰性で掲載していた求人広告の内容と予算を見直し、結果として予算を半分に減らすことに成功しました。従来は1ページを使って6つの部署全てを紹介していましたが、小宮さんのアドバイスにより、各部署ごとに異なる適性や役割を考慮し、一つの部署に焦点を当てた広告を週替わりで掲載する新しい方法に変更しました。事業を通して、従来のやり方を見直す良い機会となりました。
さらに、弊社には5つのグループ会社がありますが、今回の改善を通じて得た知見を共有し、全体としての採用活動をより効率的に進めたいと考えています。新しい広告文の掲載は始まったばかりで、その効果はまだ未知数ですが、このプロセスが事業全体の採用戦略を見直す契機となりました。今後は更に社内のメンバーを巻き込み、会社全体として取り組むことを目指しています。

取り組みの成果

広告費が半分に!効果的な広告活用に変更