令和5年度

有限会社当銘ペイント商会

所在地(市町村)/豊見城市
業種/住宅総合リフォーム業
事業内容/住宅修繕
従業員数/11名

ホームページ:http://www.toume.co.jp/

「波長が合う方」をどう言語化するか

本事業のどのような点に惹かれ、応募しましたか?

弊社は創業50年を迎えました。節目を機に、社内整備を行ったり地域に還元できるような何かを企画したいと思っていますが、日々の業務に忙殺されてしまい、新しい取り組みに手を付けることができません。事務の方と営業、次世代への継承を考えて職人さんも採用したく、計6名の採用を目標に求人活動を行ってきました。求める人材が来ず、応募があっても採用には至りませんでした。弊社は地域の方に支えられてここまでやってきているため、誰でもいいわけではなく、波長が合う方に入社して欲しいと思っています。
そんな時、本事業のセミナーを聞き、レンアイ型採用という考え方に「これだ」と思いました。これまでありふれた求人広告文が正解だと思っていましたが、波長の合う方に選んでもらうには見つけてもらえる広告文が必要だと思ったんです。自分たちにできるか不安はありましたが、本事業は良い機会だと思い、やってみることにしました。

見つけてもらえる広告文のために、本事業ではどのようなサポートがありましたか?

一言に「波長が合う」と言っても、具体的な言語化はできていませんでした。そこで小宮さんがターゲットを絞るために、社員のヒアリングを行ってくれました。印象的だったのは、職人さんが「社会保険が充実していて安定している」「法に守られている安心感があるので、家庭を持つ人にとってとても良い」と言ってくれたこと。この業界は日雇いで働く人も多いため、休日がなく、毎日日当が出る方がいいのではと不安に感じることもあったので。改めて小宮さんから魅力を引き出してもらうことで、自信にもつながりました。
多くの材料をもらったので、それをもとに今文章を作成している途中です。参考にできそうな事例もいくつか紹介していただきました。小宮さんからは「素朴な会社がいいって方もいるんですよ」と背中を押していただいたので、長く勤めてくれる方に出会えるよう、伝わる文章を模索しています。

事業を通してどのような学びがありましたか?

会社の魅力を引き出していただき、見えていなかったものに気付くことができました。また、今は自分の文章力のなさに頭を悩ませる日々ですが、そもそも採用に文章力が必要だという意識がなかったので、課題が明確になったのも大きいです。これまで求人広告はありきたりな定形文が正解だと思っていたので、文章に頭を悩ませることすらありませんでした。ターゲットをしっかり見極めて、そこにいる「人」に向けて言葉を届けることが大事だと学んだ今は、頭にあるイメージをどう言語化するか、真剣に考えている最中です。
はじめに小宮さんのセミナーを聞いた時、とても話し上手な方という印象を持ちました。だけどいざ来てくれたら、聞くのも上手だったんです。コンサルティングがスタートすると学校の勉強のように一方的にこちらが聞くスタイルだと思っていたので、聞くに徹してくれたのが意外だったし、弊社の理解に努めてくれたことが嬉しかったです。

取り組みの成果

採用に必要な努力が明確に!