
令和6年度
光電気工事株式会社
所在地(市町村)/那覇市
業種/建設業
事業内容/電気設備工事 、空調・給排水衛生設備工事 、消防設備工事、光ケーブル敷設工事 、構内LAN敷設工事 、エレベーター工事 、ナースコール設備工事、太陽光発電システム工事 、ソーラー式外灯工事土木工事 、通信設備工事、情報関連機器販売及びシステム保守、携帯電話販売
従業員数/64名
ホームページ:https://www.hikari-dk.co.jp/
「レンアイ型®採用」が社内の共通認識に!
どのような採用課題により、本事業に申し込みましたか?

弊社の工事部門は技術職が中心で、施工管理技士や電気工事士などの資格が必要になるため、資格や経験を持つ中途人材を求めてきました。しかし、新卒採用は一定数確保できるものの、中途採用ではなかなか理想的な人材と出会えず、給与や福利厚生の充実、有料広告の活用など様々な施策を試みても思うような成果が得られませんでした。本事業は、小宮さんのセミナーで知りました。セミナーでは「レンアイ型®採用」という考え方を知り、特に採用のNGワードについての話が印象的でした。「急募」「即戦力」など、実際に使用していたキーワードがあったからです。この「レンアイ型®採用」という視点で改めて弊社の求人票を見直したとき、弊社の求人票のどこが悪いのか、そもそも会社の魅力を100%発信できているのか、私たちの当たり前は他の会社ではどうなのかなどをアドバイスいただきたいと思い、本事業に応募しました。
事業ではどのようなことを行いましたか?

まず最初に、小宮さんのレンアイ型®採用の考え方を社内に伝えるため、管理職を集めてキックオフミーティングを行いました。最初は「コンサル」「レンアイ型」という響きからか、管理職からは警戒や戸惑いの雰囲気が漂っていましたが、小宮さんが話し終わる頃には皆さん晴れ晴れとした表情になっており、質問も多く見られました。その後は技術者のヒアリングを6名やっていただきましたが、管理職の想像と実態に乖離があることが発覚したんです。管理職からは「給与などの待遇面を見直す必要があるのではないか」という意見が出ていましたが、現場で働く人たちは給与や待遇に満足しているということが分かったんです。その気づきにより、求職者に給与や待遇をもっと全面にアピールするべきだという考えに切り替わりました。ヒアリング後は、小宮さんがターゲット設計や会社の魅力などをレポートにまとめてくださったので、それをもとに求人票を作り直しました。
本事業でどんな学びや成果を得ましたか?

本事業で得た一番の成果は、ターゲットが明確になったことです。「誰に届ければいいのか」「何をPRすればいいのか」が明確になったことで、これまで「世の中の誰かには届くだろう」という大雑把な文章だったのが、「弊社にぴったりな”あの人”への文章」に作り替えることができました。また、最初のキックオフミーティングによって管理職メンバーとの間に、レンアイ型®採用という共通認識を持つことができたのも大きな成果です。これまで「採用=企画・総務課だけの仕事」という空気でしたが、最近は「レンアイ型®を教育に置き換えたらどうなる?」「この写真や表現は変えた方がいいんじゃないか?」など、管理職や社員からも活発な意見をもらえるようになりました。今回の学びを活かして、今後は中途向けに採用ページを作り替えたり、独立したリクルートサイトの制作も検討したいと思っています。
取り組みの成果